殺人の門 / 東野圭吾

久々に小説を読んだので感想をば。

内容をもろに書いてある可能性があるので気を付けてください。

読んだのは東野圭吾の「殺人の門」という小説です。

東野圭吾を選んだのは、読みやすそうだったからです。数冊読んだことありますが非常に僕に合っていて読みやすいです。

amazonでの紹介文
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あいつを殺したい。でも、殺せないのはなぜだ。

どうしても殺したい男がいる。その男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。あいつを殺したい。でも、私には殺すことができない。殺人者になるために、私にはいったい何が欠けているのだろうか……。
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主人公の田島は裕福な家庭の育ちでしたが、ある事件をきっかけにどん底へと堕ちてしまいます。

そしてそのころに出会った友達・倉持によってその後の人生がどんどん狂わされていく・・・。

倉持を殺したいと考えるようになる田島は殺人の門をくぐることはできるのだろうか。

といった内容です。

まあ結論は書きませんが、この田島っていう男が倉持に何度も何度も騙されるんです。面白いくらいに。

読んでいても「お前それ絶対騙されてるぞ」と言ってあげたくなるような馬鹿でどうしようもない主人公でした。

結構長い小説なので途中の中だるみ感は否めませんでしたが、全体的にはとても面白かったです。

amazonレビューでも書いてる人がいましたが、終盤のババアへの口内射精は反則でしょｗ

あの描写必要だったかなぁｗほんとに最後の最後、物語の確信に迫るところでのアレでしたからなんだかなぁという感じでした。

そして、全体的にブルーな気持ちになります。何度も騙されて人生がくるっていくんですから。

決して謎が解けても爽快な気分にはなりません。そんな話でした。

ぜひ読んでみてください。

次は東野圭吾の鳥人計画という本を購入してきたので読みたいと思います。小説おもしれー。






あと、どうでもいいですが、読んでいると分からない単語やら読めない漢字やらがいくつかありました。日ごろからもう少し活字に親しまないとだめですね。